Willie Colon(ウィリー・コロン)

ニューヨーク生まれのプエルトリカンで14歳の時にトランペットをトロンボーンに持ち替え、バンドを始めたといいます。そして、彼は17歳でアルバム・デビューを果たし、あっという間に、ニューヨーク・サルサのヒーローにのし上がりました。

彼のサルサは他のサルサのアーテイストたちに比べてかなりロック的な感覚を持っていますので、サルサの初心者には聞き易いので、日本ではウィリー・コロンからサルサにのめり込んだファンが多いようです。

ベネズエラやコロンビアのサルサと比べると、流石にNYサルサは泥臭さがなく洗練されています。



以前から気になっていましたが、この動画の中ではギターに似た弦楽器が、コロンの吹くトロンボーン以上にハイライトされています。
調べた結果、この楽器はプエルト・リコの民俗弦楽器でCuatro(クアトロ)と呼ぶ5コース10弦の複弦楽器だそうです。
でも、クアトロとはスペイン語で4なのに何故5弦なのでしょうか?

そして、この動画の中でクアトロを弾いているのは、Yomo Toro(ヨーモ・トーロ)という、プエルト・リコの伝説的奏者のようです。