タルゴ 【Talgo】

以前に御報告したように、秋(10月)のスペイン旅行では、バルセロナフランサ駅よりエリプソス (Elipsos)『サルバドール・ダリ号』でミラノ中央駅へ夜行列車で行く予定です。


私は鉄道ファンではありませんので知識が無くて今まで知りませんでしたが、このエリプソスの車輌は「タルゴ」だそうです。

タルゴ(Talgo スペイン語:Tren Articulado Ligero Goicoechea-Oriolの略称)とは、スペインで開発された一軸台車連接型客車およびそれによる列車の総称で、これを開発した鉄道車両メーカーの名称でもあるそうです。

スペインでのタルゴの本来の開発目的は、広軌を採用しているために左右独立車輪採用による「車輪磨耗の軽減」と、山岳部の路線が多いので低重心化による「曲線通過速度向上」にあったようで、「軌間可変」機構の装備を目的に開発されたわけではないそうです。
そう、エリプソスはスペイン、フランス、スイス、イタリア、といった軌間の異なるレール上を走りますので「軌間可変」機構が必須なのです。

軌間可変車軸


国境駅に設けられているタルゴ車両用の軌間可変装置