Dick El Demasiado(ディック・エル・デマシアド)

今回は、Señoritaでなくて、ゴメンナサイ!?

前代未聞の発想で生みだされた、Dick El Demasiado(ディック・エル・デマシアド)という名前のオランダ人による変態クンビア・ユニットのキテレツなサウンドに、日本の音楽業界でも中毒者が続出しているようです。
初来日が決定し、7月20日に大阪、23日に東京でコンサートがあったそうです。

ディック・エル・デマシアドを知っている人はまだ余り多くはないようですが、造形美術と映画を学び、映像作家・テレビ番組制作者として名を成しながら、パフォーマンス/メディアアート集団を設立、自ら音楽制作も開始、ざまざまなイベントをも行ないながら、アート活動をこなす奇才のようです。

そんな彼が発する音楽がデジタル・クンビアです。
以前にも、御紹介しましたように、クンビアとはコロンビアの民族音楽から派生したラテン音楽ですが、一般的な複雑なリズムに乗ったラテン音楽とは対照的に、牧歌的でもっさりした2ビートのイナタさが身上な音楽です。
デジタル・クンビアとは、2008年設立のアルゼンチンのクラブ・レーベルZZKが作り出した言葉で、クラブ・ミュージックからクンビアにアプローチしたサウンドはここ日本でも急激に注目を集めているところだそうです。

ディック・エル・デマシアドはZZKに先立つこと約8年、2000年ごろから電子クンビアに取り組んでおり、アルゼンチンでは“デジタル・クンビアのゴッドファーザー”として知られている存在だそうです。









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