スペイン・イタリア旅行記 【第9日】


第9日: 10月19日 (水曜日)

帰国日となった。
朝早く、ホテルをチェックアウトし、徒歩で一昨日に下見をしてあるミラノ中央駅(Centrale F.S.)から出る、ミラノ・マルペンサ国際空港(Aeroporte di Malpensa)行きのバス乗場に行った
チケット代: 15,00ユーロ/3名迄

ミラノ・マルペンサ国際空港(Aeroporte di Malpensa)で帰国便のチェックインをした。
フィンランド航空(Finnair)と同じアライアンス「oneworld」のメンバーのキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airway)のMarcoPoloClubのエリート・ステータスを保持しているので、エコノミークラスであるにも係らず、優先チェックイン、優先搭乗、空港ラウンジの使用についてビジネスクラスと同等の扱いを受けることが出来た。

シェンゲン協定国のフィンランド経由の便で帰国するので、マルペンサ国際空港ではゲートAへと向かう。
ちょっとしたショッピングをした後、「oneworld」のビジネスクラス用ラウンジ(Monteverdi ラウンジ)で時間が来るのを待った。


出国時には、成田国際空港日本航空のさくらラウンジならびにキャセイパシフィック航空ビジネスクラス用ラウンジ、ヘルシンキではフィンランド航空のビジネスクラス用ラウンジを利用したが、このマルペンサ国際空港のビジネスクラス用ラウンジ(Monteverdi ラウンジ)の印象は良かった。

フィンランド航空 AY794便 (Airbus A319)
ミラノ・マルペンサ国際空港発: 11:30
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港着: 15:30
飛行所要時間: 3:00

付加価値税の払戻手続き
スペインでは8%、イタリアでは10%の所謂消費税が購入した商品価格に対して課税される。
他国からの旅行者が商品を国外に持ち出して使用する場合には、これらの消費税は免除されるので、既に支払っている消費税は出国後に手続きをすれば返還される。
EU加盟国では、EUは1つの国と看做されるため、EUから最終的に出国する空港で消費税の返還手続を行う。

今回の旅行では、経由地がフィンランドヘルシンキEU加盟国であるので、帰国時にヘルシンキ・ヴァンター国際空港で返還手続を行うことになる。
返還手続のための書類は、総額で一定金額以上の商品を購入した際に商店に申請して作成して貰う。
昨晩中に、ミラノのホテルで、5通あった申請書類のチェックを済ませ、未記入だった返還先のクレジットカード番号を追加記入する等の準備をしておいた。

ヴァンター国際空港での返還手続は、とても分かり辛い。
1) 航空機から降りたら先ず、シェリンゲン・ターミナル内の国際線ゾーンに行き、搭乗口29番付近にあるパスポート審査の手前にある受付窓口で申請書類の全てに確認スタンプを押して貰う。 この確認に際して未使用/未開封の状態の申請する商品の提示を求められることがあるので、申請する商品の全ては機内持込みとすることになるが、今回は提示を求められなかった。 もっとも、手荷物をいっぱい持って窓口に行ったので求められなかったのかもしれない。
2) パスポート審査を受けた後に、搭乗口25番付近にある両替/税金払戻カウンターで確認スタンプを押してある申請書類を受理して貰う。 この時その場で現金で受取る/クレジットカード番号へ振り込んで貰う、という選択の他に、ここでは処理出来ないので申請書類の封筒の封をして、同じフロアーにある免税店の前にある黄(オレンジ)色の郵便ポストへ投函する、という手順を踏むものもあった。