スペイン・イタリア旅行記 【第6日】


第6日: 10月16日 (日曜日)

朝、ホテル・nH・カルデロン(Hotel nH CALDERON)をチェックアウトし荷物を預けた。
日本でインターネットにより予約済み入場券のサグラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)の入場開始時刻の9:00は、バルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)の運行開始時刻の9:00と同じ時刻である。
そこで、宿泊先のホテルからサグラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)へ徒歩で向かった。
9:00前に教会前に到着すると、受難のファサード(Fachada de la Passion)側の入場口には、既に多くの人達が並んでいた。
入場口の左側からの列は当日売りの入場券を入手したい人達、右側からの列は予約済み入場券を既に持っている人達の列だと後で判明したので、右側の列に並んだ。
9:00の開館時刻が過ぎると、右側の1時間刻みの予約済み入場券を持った人達の列はどんどんと入場して行く。
入場時に左側にある窓口で、鐘塔(Companario)を登る10分刻みのエレベータの乗車券を購入することが出来るが、付近にいる案内係の人もエレベータの乗車券を手配してくれた。
入場料: 12,80ユーロ/1名

サグラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)
スペイン、バルセロナに今もまだ建設中の世界遺産に指定された教会。 もともとは、民間カトリック団体「サン・ホセ協会」が、貧しい人々のために聖家族に捧げる贖罪教会として建設を計画し、1882年に建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受け着工したが意見の対立から翌年に辞任。 その後を引き継ぎ2代目建築家に任命されたのが、当時はまだ無名だったアントニ・ガウディ。 以降、ガウディは設計を一から練り直し、1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)の設計・建築に取り組んだ。






受難のファサード(Fachada de la Passion)側の入場口の右側にある乗車口からエレベーターで鐘塔(Companario)に登った。
鐘塔参観料: 5,00ユーロ/1名


下りは、鐘塔内部にある狭い螺旋階段を降りた。
鐘塔から降りた後は、教会の建設に関する資料を見に地下博物館(Museo)へ行った。


サグラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)を後に、バルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)の青ルートに乗った。

グエル公園(Parc Guell)
英国式庭園住宅に憧れた資産家のグエルは、住宅地として15ヘクタールの土地を用意し、何の制限も課さずガウディにこの庭園住宅の設計を依頼した。 しかし、売りに出した60件の住宅のうち、売れたのはガウディとその友人が購入したというわずか2件だった。 1922年に市がこの敷地を買い取り、公共公園とした。





再び、バルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)の青ルートに乗りバルセロナ市内観光をし、フランセスク・マシア・ディアゴナル(Francesc Macia - Diagonal)で青ルートから赤ルートに乗り換え、モンジュイック(Montjuic)の丘を通り、1929年に開催した万国博覧会や1992年に開催されたバルセロナ・オリンピックの施設を見学した。


途中、バルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)がトンネルに入るとこのような光景になる。

そして、バルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)の赤ルートは、海に沿って走る。

コロンブスの塔(Monument a Colom)が見えた。



ゴシック地区(Barri Gotic)でバルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)の赤ルートを下車し、バルセロナ大聖堂(Catedral de Granada)まで徒歩で移動。
参観料: 6,00ユーロ/1名




付近のレストランテ(Restaurante)で昼食を採った。

とても柔らかいイカリングのフライのカラマレス・フリートス(Calamares Fritos)

お米の芯が余り残っていなかったパエリャ・デ・マリスコス(Paella de Mariscos)

食後、再びバルセロナ・ツーリストバス(Barcelona Bus Turistic)の赤ルートに乗り、カタルーニャ広場(Placa de Catalunya)に戻った。



ホテル・nH・カルデロン(Hotel nH CALDERON)にカタルーニャ広場(Placa de Catalunya)から徒歩で戻り荷物を受取りタクシーでフランサ駅(Estacio de Franca)へ向かった。
タクシー代: 8,50ユーロ

フランサ駅(Estacio de Franca)からRenfe(スペイン国鉄)のエリプソス(Elipsos)「サルバドール・ダリ号(Salvador Dali)」という1等寝台車(Trainhotel)に乗り、ミラノ中央駅(Staz. Centrale F.S.)へ行く。

Talgo Night Train Hotel Elipsos TH11273
バルセロナフランサ駅(Estacio de Franca)発: 19:38
ミラノ中央駅(Staz. Centrale F.S.)着: 9:59+1
Trainhotel(1等): 115,00ユーロ/1名/朝食付
切符: RAIL EUROPE (日本のMAX VISTA経由でインターネットの早割を購入)


ゴシック地区(Barri Gotic)にあるフランサ駅(Estacio de Franca)には予定よりも大幅に早く到着したので時間を持て余し、妻は一人で付近のサンタ・マリア・デル・マル教会(Esglesia de Santa Maria del Mar)に行った。
教会からの帰り道に、今まで見付けられずに食べるチャンスのなかった、小さく切ったパンに少量の食べ物を乗せて串や楊枝で刺して留めた軽食のピンチョス(Pinchos)を妻が買ってきてくれた。

Trainhotelの内部



Trainhotelの客席(椅子席)

Trainhotelの客席(ベッド)



Trainhotelの客席(洗面器)
Trainhotelにはシャワー付き/夕食付きの特等の部屋もあるが、早割購入時では売り切れで買えなかった。

Trainhotelの客席で、軽い夕食としてピンチョス(Pinchos)を食べた。
コロッケが美味しく、結構お腹がいっぱいになった。
ピンチョス(Pinchos)代: 10,80ユーロ(6品)

車内は常に震度2位の感じで揺れていたが、朝まで良く眠れた。